17/05/28 11:00:59.16 weWxMAN9.net
開戦頃のAPBCの研究ってどのへんに書いてある?
古い人間なのでアジ歴で昔から公開されているもの(簿冊名:陸技調四秘-第33号・第一回陸軍技術研究会・兵器分科講演記録・第一巻)しか知らんのだが
これはタングステンクローム鋼で作った蛋形弾と戴頭仮帽弾を「仮想・敵砲弾」として、それに対してどの程度の装甲厚があればいいかという趣旨の試験
何頁にもわたって掲載された数値や貫徹力曲線もタングステンクローム鋼砲弾のもので
弾丸鋼で作った分はどっちかというとおまけに近い扱い
「弾丸鋼で作ったら、蛋形弾はそこそこ良好だったが戴頭仮帽弾は成績不良でNG」ってな意味合いのことが書いてあった
弾丸鋼製蛋形弾も着速で1割増しにしないと優良金質の弾と同等の貫徹力が発揮できない時点で相当やばいと思うんだが
一応良好という評価らしい
鋼製銑榴弾みたいなもんである程度しょうがないと見ていたのだろう
逆に言えばこの時点で必要とされればAPBCは普通に作れたわけで技術不足で作れなかったということはない
但し希少金属が使えればの話で、弾丸鋼ではどうしようもなかった