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一例を挙げれば、インドシナ時代に現地通貨の支払を銀にした話、当時のビジャール中佐やセガン=パジー中佐との面識などが紹介されており、地震・犯罪への心構えなども述べられている。特筆すべきはオリンピックへの感想だろう。
先生はインフレ待望論の点から東京オリンピック招致を大いに評価されており、思わず仰天してしまった。なぜなら過去幾度かオリンピックなど中止にしろと主張されていたからだ。まあコイン投資への時代到来を期待しての発言であろうかー
大学四年時にジョン・フィッツジェラルド・ケネディが暗殺された時には、すぐさまアメリカからウォーレン報告書を取り寄せて原文で読破し且つ分析したりと、当時から既に卓越した分析能力や資料収集能力があったようだ。
また作家になってから再びインドシナの現地を歩いた時、ガイドは元ヴェトナム軍人だったらしいが、先生の方が知識が豊富で説明が一切いらす、ガイドが料金の値下げを申し出た話には思わず大笑いしたものだ。
興味深かったのが先生は既に墓の墓碑銘を決めておられ、それはラテン語の「IMPERATOREM STANTEM MORI OPORTET」らしい。「最高指揮官は立って死ぬ」という意味で、実に柘植先生らしい墓碑銘だと幾度も頷いたのは言うまでもない。