17/02/02 19:24:33.64 wiVTcwuD.net
>>471
これは、社の命運が掛かった実に大変なラウンドと言えよう。単なる接待ゴルフと油断していると、相手側のペースに乗って、キツい要望を全て丸呑みしてしまう危険性がある。
ラウンド中には、おそらくゴルフ・カートの輸出入やコイン相場についても話題に上るはずで、後日、本社に戻った貴方には、多くの報告すべき案件があるに違いない。
九死に一生のどちら側に立つかは、全て貴方の一挙手一投足に掛かっていると言っても過言ではないのだ。そこで、過去に私が猛者相手にゴルフ・プレイをした経験を、頃合良しと語ってみたい。参考になれば幸いである。
あれは確か1970年代初頭のインドシナ、いやフロリダ半島であったー
ゴルフ・コースに到着した私は、開口一番に「このコースには50回以上も来ている。」とハッタリをかましたのだ。相手が類稀な猛者だっただけに、「これはゴルフではなくプロレスなんだ！」と内心割り切って、相手をも上回る破壊力でプレーした。
一例を挙げれば、ティー・ショット前の素振りでは、ドライヴァーを剣道の上段のごとく縦に振る事で、常に自分のペースに持ち込むのを心掛けたのだ。初めて見る光景に、同伴者全員が大きく目を剥いていたものである。