16/01/01 18:14:19.63 hXQS4pbn.net
>>145
>火砲先進国のドイツやフランスのライセンス生産したとて、本国製の性能を
>まるまま再現できるわけなかろう?
第二は、連合国側への武器と弾薬の輸出である。この事実は今日、ヨーロッパの歴史家にもあまり認知さ
れていないが、1916年のロシア軍による「ブルシロフ攻勢」が日本の武器弾薬なしで実施し得えなかったで
あろうとの評価が存在するように、日本の対ロ武器輸出は相当な量に上った。また、日本はフランスに対し
ても武器を輸出し、同国のために12隻の駆逐艦を建造している。もちろん日本は、同盟国であるイギリスに
対しても、海軍を中心として積極的に武器輸出を行った。連合国側へのこうした武器や弾薬の輸出はほぼ全
てが有償であり、結果的に日本はかなりの額の外貨を獲得した。今日、東京の国立西洋美術館に展示されて
いる絵画類の基となった「松方コレクション」は、その多くは船舶不足に悩むイギリスに対する輸出で得
た利益を元手に収集したものである。
URLリンク(www.nids.go.jp)
こうしたわけで軍の買い付けのための一連の代表団が日本へと送られ、「有坂銃」とそれ用の薬莢、
火薬、大砲、医薬品、外套、靴が購入された。1914-1917年、ロシアは日本における軍備品買い付
けに約8千万ルーブルを費やしたが、これは外国から買い付けた軍備品の総額の3分の1を占める額
だったと思われる。パヴロフ氏の著書では日本があたかもロシアに対し、自国に必要のない、
時代後れの軍備だけを供給したといわれていることに対し、これが作り話だとして否定されている。
「ロシアの砲兵らは日本製の大砲が軽量で使用しやすく、射撃速度が速いと評価していた。
有坂銃は信頼性が高く、これに類似した米国製の銃の半額でロシアは買い付けることができた。」
URLリンク(jp.sputniknews.com)