15/08/15 08:58:16.07 SASkCg60.net
横レスになってしまいますが、至近弾の威力は爆弾の種類と炸裂距離によって異なります。
徹甲、半徹甲、陸用など用途によっても異なりますが、大雑把に言って
250kg爆弾で100kg強、500kgで200kg強、800kgは400kg弱の炸薬がありますから、
800kg爆弾は61cm魚雷に、500kg爆弾は航空魚雷に、250kg爆弾は機雷に近い炸薬量ということが出来、
近い距離で炸裂した250乃至800kg爆弾は水雷並の破孔を生じ得ることになります。
これは500P乃至1000P爆弾でも略同様です。あまり使用しませんが2000Pなどは400kg強になるでしょうか。
具体的な炸裂距離についてですが、日本海軍の資料では
炸薬100kgの至近弾では7m、200kgでは9m、300kgで11.5m、400kgで13.5mの距離で戦艦や空母の外板を破壊できるとしています。
一口に至近弾といっても何mで炸裂したのかでも大きく被害が異なることがわかります。
また戦闘詳報を私も確認しましたが、非防御部分に命中した爆弾で艦首外板に損害を与えた例もあり、魚雷か爆弾か至近弾かを外板の破孔だけで判断するのは難しいと感じます。