15/08/14 00:31:11.27 znn8qvpw.net
『軍事組織とジェンダー 自衛隊の女性たち』2004年
ちょっとした疑問が解けたので一言。この本は以前通しで読んだが色々分からない点があった。
URLﾘﾝｸ(www.nwec.jp)
読んで分からなかったのが、思想を三元図式で分類する方法、↓を見ながら整理してみると綺麗に分かれる。
URLﾘﾝｸ(ericweblog.exblog.jp)
●軍事組織の存在を正当なものと認めるか否か +：ミリタリスト -：アンチミリタリスト
●男女に対する役割と業務の平等な配分を認めるか否か +：平等派 -：伝統主義者
●男女の差異を個人差よりも大きなものと認めるか否か +：差異あり -：実力至上主義者
※+：認める -：否定する
こっから以下の8分類が出来る
1+-+ミリタリスト伝統主義者 2--+アンチミリタリスト伝統主義者
3+++ミリタリスト差異アリ平等派 4-++アンチミリタリスト差異アリ平等派
5++-ミリタリスト平等派 6-+-アンチミリタリスト平等派
7+--ミリタリスト実力至上主義者 8---アンチミリタリスト実力至上主義者
これで自分を分類して違和感に気づいた。+ミリタリスト、+平等派、-実力至上主義の5：ミリタリスト平等派だからだ。
例えばレンジャーにせよ戦闘機パイロットにせよ、応募は両性可能とし、動機や体力で差が付いて自然淘汰されれば良い
（結果として極限体力を要する部隊の構成人員は大半が男性になる）と考えてたから。
セクハラ、PCに対しては厳正対処派だが、厳正対処派＝「差異あり」派になるとは思わない。
昔ながらのアンチミリ系のフェミに反感（特に薄っぺらい「女性＝平和」みたいな奴な。はだしのゲンの「女も悪いんよ」のコマの方が遥かに的確）
を覚えつつ、上記の人々ともそりが合わない。
10年目にして納得したわ。あと萌え豚は（無自覚な）「伝統主義」「差異あり」が多いのだろう。