15/03/03 08:50:39.72 6S1zc08x.net
>712
刑事司法についてはNATO協定により日米間よりも「不公平」な取り決めと運用がなされてます。
例えばドイツにおいては↓で、他のNATOもほぼ似たような感じです。
・判決確定前の身柄引き渡しは原則無し
・公務外の犯罪についても、ドイツ側は実質的に司法権を放棄している
(協定では個別事案ごとにドイツ側が判断し「放棄もできる」ですが、実態としては
凶悪事件を含めたほぼ全ての案件で放棄し続けています)
NATO内でもセンセーショナルな事件があると思い出したようにデモとか見直し論とかが生じますが、
ブーメランで自国軍の国外派遣時における取り扱いに返ってくるので、大きな動きにはなってません。
こういった駐留外国軍に対する「不平等」な司法関係はほぼ世界共通で、日本も自衛隊の
海外派遣では同様以上の協定(公務外を含めた全ての司法を日本側で行う)を結んでいます。
むしろ、現在の(日本側の捜査権、起訴前身柄引き渡し有 等)日米関係は例外的に受入国有利
なもので、そうなった理由は(当時)自衛隊の海外派遣がレア+長期間安定した日米関係 でしょうかね