ロードオブヴァーミリオン失敗スレ21at ARCロードオブヴァーミリオン失敗スレ21 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト10:ゲームセンター名無し 10/05/14 18:24:33 FILQ/rGE0.net 189 『天啓の行方』 sage 2010/05/14(金) 00:56:26 ID:zeYbPxjc0 「おい、おまいら。俺の嫁に手ェ出すんじゃねえ」 「――え」 目を開けば、そこにあったのは、闇ではなく、誰かの背中。 「きたねェ足を、どこに落とす気だ? ああン?」 (あの巨体の足を、片手で……。まさか、誰が……) 突然私の前に現れた者は、天に掲げた腕一本で、亀の鉄槌を止めていた。 「おい、お前、無事か?」 「あ……ああ、すまぬ、助かった」 その背は広く、声は男のようだ。姿は影でうかがい知ることはできない。 「ったく、だらしねぇなァ」 その者は鼻で笑う。しかし、何故か悔しさは感じなかった。 それ以上に、胸にこみ上げる、この思いは……。 「んじゃ、そろそろ決めっか。――ゴルァ、フルヌッコにしてやんよ!!」 清々しいまでに威勢の良い掛け声とともに、その者は空いている拳を亀に叩きこんだ。 「ぐ、ぐへえええ――」 亀は遥か彼方まで吹き飛び、砂塵が高く舞い上がる。 「な、なんじゃなんじゃ!? き、貴様っ! 何者ぞ!?」 「はっ、ロリに言うほど大した名じゃねえよ」 その者は、今度こそ小馬鹿にしたように言い放ち、私に振り返る。 しかし、何故か私の目はこみ上げる熱い思いで滲み、姿をとらえることができなかった。 彼は言う。 「……お前、まだ戦うか?」 それは、私の決心を問いただす天啓のようにも聞こえた。私は、私は―― 「私は、戦乙女だ。戦いこそ、私の在る意味!」 「……そうかい。なら、がんばりな」 彼はふっと笑ったような気がした。そして、声高らかに告げる。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch