10/09/06 03:48:09 AVyzyLSt0.net
架空請求詐欺団：
見せしめに殺害か 現金強奪計画発覚し
架空請求グループのメンバー４人が行方不明になった事件で、この４人がグループ幹部から現金を奪おうとした計画がばれ、
他のメンバーへの見せしめのために殺害された可能性が高いことが、千葉、徳島両県警の調べで分かった。既に逮捕監禁容疑で
逮捕された４人の他に、徳島県警が詐欺容疑で逮捕した９人＝いずれも起訴＝の一部も事件にかかわった疑いがあるとみて追及している。
調べでは、徳島県警が詐欺容疑で逮捕した住所不定、職業不詳の清水大志容疑者（２６）は複数の詐欺グループを率いており、
不明の４人はうち一グループで、起訴された９人は別グループ。このグループだけで、振り込み用口座約９０を持ち、
約１億７０００万円をだまし取ったとみられる。
９人のグループの幹部である阿多真也被告（２７）らが「４人が東京都内のビルに監禁され、金属バットや刃物で殺害された」と供述。
さらに追及したところ、不明の４人が現金奪取を計画していたことを知った上、“裏切り行為”として拉致、殺害したとみられることが分かった。
４人のうち１人の千葉県船橋市の無職、西村徳也さん（２５）は昨年１０月１３日午後１０時ごろ、船橋市内で乗用車から引きずり出され、
ワンボックスカーで東京都新宿区の拠点事務所まで連れ去られた。他の３人も前後して不明になった。清水容疑者のバックには暴力団関係者がいるとの情報もあり、清水容疑者やグループ幹部の関与を調べる他、他に事件にかかわった人物の行方を追っている。
【神澤龍二】
毎日新聞 2005年6月10日 15時00分