26/08/05 11:15:54.02 d/9eUf0T.net
>>15
なろう原作を生かしたみたいだ
> 男は侯爵に妹を凌辱された恨みで有り金をほぼ全部裏社会の人間に払って城の使用人になり、一年かけて復讐を企てたのだそうだ。
「侯爵が『身に覚えが全くない。態度の悪い下女を首にしたことへの逆恨みではないか』と言ってると聞かされて、男が全てを話したよ。今までは妹の名誉を重んじて口を閉じていたそうだ」
「凌辱って……」
「下女が結婚間近と耳にして急に興味を持ったらしい。凌辱された妹は結局破談になっている。凌辱されたショックと破談の悲しみで寝込んでしまって、今は全く外に出られなくなってしまったそうだ」
「鬼畜の所業だわ。侯爵に罰は与えられるんですか?」
「表向きは夜会であのような事態を引き起こした責任を問われた形だ。爵位を息子に譲って隠居させられた。侯爵は財務部の役職をこなしていたが陛下のご判断で息子には引き継がれなかった」
まあ、そんなものなのだろう。
「そうですか。男はどうなるんですか?」
「王族がいる場所で毒を塗った刃物を持っていた上に侯爵を殺そうとしたからね。死罪だろうな」
「そうですか。どこの国でも似たようなものですが、平民と貴族では命の重さが違うのでしょうね……」
二人でしんみりして、団長さんは帰って行った。
その夜、私は長い時間一人で考え込んだ。