20/08/14 12:49:41 8udFuF2v0.net
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ななしのよっしん
2020/08/14(金) 03:26:00 ID: eJQU9FgNlF
「販促」という言葉はアニメや特撮においてマイナスなイメージがあるけど、
このアニメはそれをマイナスにせずにそのまま話に落とし込んでて面白い
(主人公のセブンスロードの効果が初心者向けに属性の種類を把握させる効果も持ってる?)
「新しいルールを作ったのがシステムにハッキングした主人公」って事にする時点でもうずるい
そこからそのルールへの批判者や、ルールを管理する側を相手にしてて面白い
そこからどんどんロジカルにキャラ設定等を作っていったんじゃないだろうか
・主人公が必ず勝つわけでは無いようにする(ルールを定めた奴が勝ち続けてたらヤバいから)
・それのバランスを取るために勝負師を相棒ポジションにやらせる
・残り二人は秩序側(生徒会長)と暗躍側(現時点ではよくわからんけど)にする
→結果、めっちゃ良いバランスの4人になってる
・新ルールにいっちょかみしようとする奴が出ても主人公は執着しないようにする
・ルールを管理する側からの刺客を真面目にやると主人公が完全否定されるので37歳小学生にする
「早く終るデュエル」を見せるためにシチュエーションを学校の休憩時間やラーメンが茹で上がる前に、とか色々やるのもいいし、
それをやるために日常的、コメディ的な空気感にしている
「新しいルールを作ったのが主人公」という初めから傾いたシーソーに対して
ボコボコ交互に要素を積んでいくから(管理側の刺客を37歳小学生にして均衡とった後にOP的に別勢力っぽいロア出したり)
シーソーは揺れ続けているのに均衡が取れている
カブトボーグの系譜と言われてたりするけど狂気よりもむしろ論理を重ねた後に破天荒でコーティングした作品だと思う
(そこからパウリ効果とかアクティブ消音とかのロジカルな要素を積むのもテクい…)
前の話の要素もしっかり使われ続けるし
ここからシリアスに転がっていったら絶対面白くなる(そうでなくとも今の時点で面白い)
たぶん最終的には「早く終るデュエル」を見せるために
崩れ落ちるビルの中でラッシュデュエルとかやったりするんじゃないだろうか