19/12/31 10:17:35.12 qdqHiY3s0.net
>>171
クヌート・アシェラッド・トルケルの3人の予定では王殺しはまだ先の話で
王とは摩擦を起こさないように事を進める予定であったことがクヌートの言葉で分かる。
だが王がウェールズ侵攻を宣言したことと、アシェラッドを侮辱したことによって怒りに触れ
我慢の限界にきて予定外に王殺しを演じるきっかけになった。
アシェラッドは自分の命を差し出すことで、故郷のウェールズを守ることと
クヌートが王権を握ることの両方を一度に得られたのである
王に侮辱される直前まではウェールズ侵攻を阻止する策略で頭が一杯だったが
「奴隷の母親の子供」という侮辱がアシェラッドにとって自身のプライドを傷つける
最大の言葉であり、王を殺す強い動機になった。
と同時に、アシェラッド自身が王になるという捨てきれない大きな夢を
一瞬でも表現したかったことがそのような殺意にも変換されたのであろう。