20/01/17 09:33:19 Kymi2+7m0.net
リアリティ重視の人間ドラマあり、漫画原作のラブコメありと、語り口は異なるものの、火曜と日曜を除く毎日、視聴者は俳優陣の白衣姿を拝むことになる。
ツイッターでは、期待する声より、視聴者の悲鳴とも怒りとも言える声が続出している。
《そんなに医療ものばっかり見たくないよ、、泣》
《2020年1月ドラマ、医療系のやつ何個あんねん。多すぎるんじゃ》
《柳の下にと思う局がバカに見える、テレビ離れと言うのが判る》
この状況をドラマウオッチャーの晴川日月奈氏はどう感じているのか。
「各局がラインナップをギリギリまで公表しないから、企画がある程度重なるのは仕方ないとは思います。でも根本的な問題は、医療ものか警察ものを作っておけば大きく失敗することはないという、制作サイドの考え方にあるんじゃないかと思います」
特に医療ものは漫画原作も多く、企画が通りやすいという。
「医療監修の方から実際のエピソードを聞けるので、ストーリーも作りやすい。さらに病院のロビーは休日であれば撮影が可能。病室や手術室はセットで簡単に再現できる。室内シーンが多いので天候に左右されず、スケジュールも組みやすい。
そもそも、視聴者受けがいいから、視聴率もそこそこ期待できる。そういう思いを持ったプロデューサーさんが、今期たまたま多かったのかもしれませんね」
松下奈緒主演の『アライブ』と天海祐希主演の『トップナイフ』の2本を見た晴川氏は、苦々しくこう話す。
「『アライブ』は途中リタイア、『トップナイフ』はそれなりに面白く見ましたが、手術シーンはもう見たくないって思ってしまいました。生死に直面するシーンを見たり、「死」というセリフを何度も耳にするのは重苦しい気持ちになります。正直なところ、視聴者のドラマ離れがこれを機にますます加速するんじゃないかと危惧しています」(晴川氏)
はたして、乱立する6本の医療ドラマで勝ち組となるのはどれなのか? これから怒涛のオンエアが始まるが、晴川氏の危惧が現実とならないことを祈りたい。
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最終更新:1/15(水) 12:34
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