14/03/30 19:55:31.54 rieXJxte
現在、厚生労働省で、自殺・うつ病対策プロジェクトチームの会合が開かれております。
(中略)ここで議論のテーマになったのが、精神科や心療内科で処方される向精神薬の多剤大量服用が自殺を
引き起こす要因になっているのではないか、こういう状況をどうするかということに関してだったと
いうふうに聞いております。
これは不審死の行政解剖を行っている東京都監察医務院の監察医、水上創医師の論文でありますけれども、
表を見ていただきたいと思います。衝撃的な数字です。自殺という事例の中、三百十七例ありますけれども、
実はこの自殺という事例の中をたどっていただくと、中毒物質という一覧の中で、バルビツレート類と
いうところからその他及び詳細不明の向精神薬、ずらずらっと並んでいる、
これは全部、禁止薬物とかではなくて、精神科で処方されている向精神薬を服用してのケースであります。
実に三百十七例中二百八十九例までがこうした向精神薬を服用した上で自殺を図られた、こういうケースだとこの水上医師の論文の表は
示しているわけであります。また、この論文中では、この向精神薬を多剤併用して、相互作用等の要因が自殺を引き起こした可能性が
高いということが指摘をされています。
ことし六月、厚生労働省で、向精神薬の処方に関する注意喚起をしておられますけれども、
精神科医療の現場では、こうした形で複数の向精神薬を医師向け添付文書の適量を超えて大量に処方する、いわゆる多剤大量処方がまかり通ってしまっている現状がある。
諸外国では、今や単剤処方が主流で、日本のように、多剤大量処方が精神科において広く行われることは異常とも言われております。
— 柿沢未途 - “衆議院厚生労働委員会”. 1. 第175回国会. (2010-08-03)
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