14/03/11 08:45:19.49 yA+yqQPK
1950年代にはじまった行動療法は、1980年代にはじまった認知療法に取り込まれ、
「認知行動療法」と言われるようになり、影が薄くなりました。
ただ、認知療法に取り込まれるのをよしとしない行動療法の一派は、
・行動療法の導入に瞑想を用いたり(マインドフルネス認知療法など)
・行動療法に欠けている「受容」というカウンセリング技法を用いたり(弁証法的行動療法など)
・ソシュール言語学のまねごとの理論を用いて「言語表現はあなたの思いとは別」とか言ったり(ACTなど)
導入部分をクライアントの興味に合うように工夫して、自然と行動矯正にもって行く工夫をしています。
導入のネタは何でもいいわけです。
クライアントが興味を持って、行動矯正に従ってくれればいいわけです。
だからどの理論も、単なる受け狙いで、ものすごく適当です。
これは、認知療法の祖であるベックが、当時受けていた人工知能とか認知科学をまねて、
独自の適当な心理モデルを作って人を黙した手法を取り入れたのかもしれません。