13/10/24 07:38:05.43 XjwJODYf
>>184
>>187で誘導がかかっていますが参考までに。
パーキンソン病のクスリというと、アキネトン/タスモリン、ドミンあたりですかね。
旧来は抗精神病薬(セレネース、レボトミン、リスパダール、エイビリファイなど)、
主に統合失調症の治療に使われるクスリの錐体外路症状(震え、こわばりなど)対策に、
対症療法的に使われていましたが、最近では抗パーキンソン薬は使わずに治療を行ないます。
この場合、当該抗精神病薬の用量を減らして治療域を見極めるか、他のクスリに変更となります。
例外はエビリファイとクロザピンあたりで、既存の抗精神病薬が奏効しない場合に使います。
特にクロザピンは治療抵抗性のある難治性統合失調症の治療に限り使用されます。
ヘタをすると死亡しかねないクスリですが、キレがあると思います。
クロザピンはで触れた錐体外路症状が少ない抗精神病薬ですが、このクスリを使わざるを得ない、
しかし錐体外路症状などが出てしまう場合には抗パーキンソン薬を併用する可能性はあるでしょう。
抗精神病薬の薬効が薄れるため、本格的にドパミン作動薬のドミンを使う例はまずないと思います。