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1988年文献
[ 常用量のBenzodiazepine系薬剤を中断したことにより, 精神病様状態を呈した2例 ]
ci.nii.ac.jp/naid/110001261117
(一部抜粋)
著者らが既に述べたようにBZDの離脱症状の報告は増加している。
1993年文献
[ 臨床用量のBenzodiazepine系薬物の継続的使用者の特徴と依存性について ]
ci.nii.ac.jp/naid/110007373964
(一部抜粋)
自己中断によるBZD特異的離脱症状の出現頻度は34.8%であった。
BZD治療にあたっては、定期的に症状の再評価と依存性の評価、患者へ離脱症状についての情報提供と指導、
治療の終結や服薬中断に際しては服薬期間によらず、慎重な漸減方法の選択の重要性が示唆された。
欧米では1970年代後半からBZD処方数の増加に伴い臨床用量でも数か月以上長期連用すると、
身体的依存が形成され服薬中断により離脱症状が出現することがあるという報告が増え始めた。
2005年文献
[ ベンゾジアゼピン系薬剤の臨床用量依存症に対する漢方薬の効果 ]
ci.nii.ac.jp/naid/110004065653
(一部抜粋)
これまで数十年にわたり安易にベンゾジアゼピン系薬剤を使用してきたこともあり、
わが国には推定数百万人のベンゾジアゼピン系薬剤の臨床用量依存症患者がいるとされている。