ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その23at UTU
ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱その23 - 暇つぶし2ch42:優しい名無しさん
13/04/23 17:56:48.82 jzwXklGB
>>39
アシュトンマニュアルのP18にあります。

ベンゾジアゼピン服用による長期的(場合によると永続する)影響に関与している可能性のあるメカニズムのひとつは、脳内GABA 神経細胞におけるベンゾ
ジアゼピン受容体の活動変化です。ベンゾジアゼピンの慢性使用により、この受容体が下方制御を受け(減少し)、ベンゾジアゼピンに対する耐性が形成さ
れます。この下方制御は、薬剤の継続的介在に対する、生体の恒常性維持(ホメオスタシス)反応なのです。ベンゾジアゼピン自体がGABA 機能を賦活化させ
るため、余分なベンゾジアゼピン受容体が必要とされなくなり、多くの受容体が、事実上、廃棄されます。これらの下方制御された受容体は神経細胞に吸収
され、やがて、受容体は遺伝子発現の変容など様々な変化を起こします。薬剤からの離脱後、これらの受容体がゆっくりと回復していく際、僅かに変化した
形で戻ってくる可能性があります。GABA は本来‘鎮静系’の神経伝達物質ですが、変化した受容体は、変化する前に比べ、 GABA の作用を高める上であまり効
果的でない可能性があります。その結果、脳のGABA への感度が全般的に低下し、患者は中枢神経の興奮性が高まり、ストレスに対する感度が増大した状態にお
かれます。分子生物学者によると、遺伝子発現の変化からの回復は非常にゆっくりであり、場合によっては回復不可能でさえあると指摘されています。(GABA
受容体におけるベンゾジアゼピンの作用については、マニュアル内でより詳細に解説してあります。)


要は、ベンゾジアゼピンを飲み続ける事で、「GABA への感度が全般的に低下」している状態が残っている。
そのため、服用中止後に中枢神経の興奮性が高まり、いろんな症状が出てくるという事です。
ベンゾジアゼピンが無くなるからなんですね。
その状況はベンゾジアゼピン服用をやめる、または漸減することで、次第に回復してくるものです。
ただ、回復の状況は個人差があるので、全くでない人も中にはいるし、長期にわたって苦しむ場合
もあるのです。


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