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1940年代までに、小児科病院の研究や、サルの研究と同様に、
孤児院の研究などもいろいろ行われた。孤児院も乳幼児の死亡率が
非常に高くて、いったいどうしてなのかという分析をする人が多
かったんだよね。
それらを1951年に、ボールビィ(Bowlby )って人がWHOの依頼で
でまとめてレポートを作成した。
このとき明らかになったのが、「愛着理論」だ。
それは、こどもの心の健康な発達にとって、母親、または少数の養育者との
安定した関係が必須だってことだ。
この愛着は極めて重要で、それがない場合、こどもがストレスで死亡すること
もあるくらい大切だということが、はじめて知られるようになった。
これが明らかになったことをきっかけとして、児童福祉の劇的な向上が起きたんだよね。