12/07/02 17:04:45.21 gwapRS+s
>>736 >広汎性発達障害のパニック
ASDのパニックは、いわゆるパニック障害のそれとは別物です。
ASDは、認知の弱さから、普通の人間のように状況に対して経験則で瞬時に対応するのが苦手です。
自分の行動決定を、、その場でプログラムを組み立てるところから始めているような状態です。
感覚レベルでの情報の選択制の弱さも手伝って、頭の中はいつも情報で一杯です。
結果として状況の変化に対応するのが苦手で、同一性保持にこだわるなどの特徴を持ちます。
変化に脳の処理能力が追い付かず、対応できなくなった時、パニックが起きます。
症状としては、
1.亜混迷模様の症状:その場でフリーズします。視点が定まらず、話しかけても応答しません。
離人症と呼ばれる解離症状と同じものと思われます。
2.暴力的な噴出:“自分のやり方”を邪魔する状況の変転や他者からの指摘に対して、
激しい言葉や態度、暴力で抵抗します。
一見正反対の症状に見えるけれど、背景にあるのは同じ要因です。
大人と子供で特に違いは無いと思います。