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厚生労働省の有識者検討チームは14日、精神障害者の強制入院制度の見直し案をまとめた。
家族と患者の関係悪化などを防ぐため、強制入院への「保護者」の同意を不必要とし、
医師の診察だけで入院させられるようにする。家族の負担軽減が狙いだ。
今後、現行法の改正や新法制定を検討し、来年の通常国会への提出を目指す。
現行制度では、症状の自覚のない精神障害者を強制的に入院させるには、
必要な医療を受けさせたり、財産を守ったりする保護者の同意と、
精神保健指定医の診察が必要。ただ、ほとんどの場合、保護者は家族が務めるが、
「入院に同意したことで患者との関係が悪化する」などの問題点があり、改善が求められていた。
時事通信 6月14日(木)21時38分配信
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ニュー速+より転載