12/08/02 23:25:16.69 WIFR9z8Z
SSRIでセロトニンを増やすと、そのような傷つきやすい、おどおどした心にだんだんとカヴァーがかけられてゆく。
ちょっとしたことでは動じなくなる。ところがこれが過ぎると、動じなくなるを通り越して、何もかもがどうでもよくなるのだ。
実際に私はルボックスのたった50mgへの増量でそのような状態に陥った。外来に患者が残ってようがどうでもいい。
私は構わずに自室に閉じこもった。誰かが何とかするべ。
躁転する人もいるようだが、基本的にSSRIは落ち着かせるというか、不安を静かにさせる薬剤である。
行き過ぎれば、どうでもよくなって、ある意味、非常に開き直った状況になる。
一応、うつでは、いっそ死んでしまいたい、と思うのであるが、
それでも一応死んだらどうなるとかうじうじ考えるものなのである。
ところが、SSRIが効くと、何もかもどうでもよくなるので、死んだらどうなるなんてこともどうでもよくなり、
思いっきりがよくなり死んでしまうのである。
URLリンク(prof.suemeweb.com)