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『統合失調症100のQ&A 100の苦しみを乗り越えるために』 リン・E・デリシ
Q16 筋肉の異常は統合失調症と関係があるのでしょうか?
遅発性ジスキネジアという有名な重い運動障害を含め、統合失調症の人達にみられる運動障害は、
いずれも薬物療法の副作用であると考えられていました。
しかし、統合失調症患者さんの運動障害や、ジスキネジアという奇妙な動きの中には、
病気を発症する頃から、薬を飲んでいなくても出現するものもある、と今では考えられています。
これは何十年も前から指摘されていました。
実際、後に統合失調症を発症する人は、幼少期に運動発達(歩き出す時期の遅れ)がやや送れる傾向
があることを示した研究があります。
さらに、ある研究者(アトランタのエレイン・ウォーカー)は、ホームビデオの中で出生時すでに
異常で不器用な動きが見られることを発見し、今ではそのビデオが有名になっています。