12/01/14 20:31:27.27 5EjWOs94
「Train Train」のなかに、「弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく その音が響きわたれば ブルースは加速していく」
という歌詞がある。
これは1988年の作品なのだが、確かに当時の日本はそういう社会だったという気がする。
痛めつけられるのは弱い者で、痛めつけるのも弱い者だ、という社会。
本当に強い者が、手を汚すことはない。
そういう意味で閉塞性はあるのだが、社会の表面上は平穏。
そういう社会だった気がする。
しかし今は違う。
弱い者を弱い者が叩くのではなく、強い者が直接弱い者を叩く社会になっているのではないか。
アメリカ的な弱肉強食。
叩いていた側の弱い者も叩かれる側になって。
そういう社会的な暴力性が剥きだしになっている。
閉塞感というよりも絶望感がより強くなっているのではないかと。
その中で音楽がどういう役割を果たすのか。
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