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祖父と同じ名前を付けられ、厳格に育てられた、カール・グスタフ・ユングという例もある。
何故、二世としなかったのか、スイスには、ありがちなのかは、知らない。
祖父から続く、牧師の職には就かず、精神科医になり。
師の教えに就き。主に統合失調症の患者を診るうち、臨床心理学の道へ入る。
統合失調症患者の妄想に共通項を見出し、深層心理(無意識)を発見する。
オーストリアの神経症をメインに診ていた、開業医ジークムント・フロイトも、
無意識を発見する。
当時精神医療の先進国であったフランスに何度か留学。
無意識につての本を出版(当初ごく限られた専門家にしか売れなかった)。
この本を手にした、ユングは、フロイトの弟子になるが、
無意識に関する相違により決別。
このころから、ユングが精神的に不安定になり、同じような図案を何枚も書く。
これが、東洋のマンダラに酷似していることを、知人から聞き、マンダラを調べる。
しかしこれには飽き足らず、石工職人に石工を教わり、石工職人協会に入り、
長年を要して、自分のマンダラとしての塔を立てる
(電気・ガス・水道をひいていない建築物である)。
この当時、ユング自身、内面は統合失調的様相であったらしいが、
この作業による、自身の分析心理学心理療法を行なっていたので、回復してしまう。
内面は統合失調的様相であったかどうかは、自伝からしか分からない。