12/01/05 00:42:21.06 lKKYIRSs
>>381
あなたには自由な意志というものがあるはずです。意志に伴うものは責任であるはずです。
自分で考え、判断し、行動しているからこそ、自分のなしたことの結果に対して責任をとることができるはずなのです。
ところが他の世界の者の思いによって行動し、間違いを犯してしまったとき、その人の人間としての主体性はどうなるのでしょうか。
他に翻弄される人生になっていきます。そんなものでよいのでしょうか。
やはり、自分自身で人生に責任をとるという生き方をしなければ、真の幸福が訪れるはずはないのです。
大事なことは何であるかというと、「もういいかげんに、『人から貰うことで自分が幸福になれる』という考えは捨ててはどうか」ということです。
これは、きりがないのです。物質的な面、ものやお金についても、
あるいは、他の人からの社会的評価や名声、その他についても、健康についても、きりがありません。
「これで最高。これで完璧」というものはないのです。
苦しみのもとは、たいていの場合、自分が作り出しているものなのです。
したがって、「そういう傾向性を、いったん思いとどまってみてはどうか。相手は1%足りないかもしれない。あるいは10%足りないかもしれない。
しかし、その10%の足りないところを、一生懸命責めるよりは、90%のできているところに目を向けてあげてはどうか」ということです。
そのようにすると、不思議なことに、世の中は変わってきます。
「人から奪いたい。取りたい。貰いたい。貰わなければ幸福になれない」という思いをやめて、
自分が現に与えられているものを発見し、あるいは、他の人の悪いところではなく、よいところを見ていこうとすると、
そういう、評価を変えること、考え方を変えること自体が実は人に与えていることになるのです。
自分の人生がうまくいかないからといってその原因を両親のせいにしたところで、何の意味もありませんし、問題解決になりません。
自分だけの主観だけで判断するところにあなたの幼さが顕著に現われています。
自分の感情を一度排除し、客観的な目で自分の問題を考えるべきだと思います。