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幻覚とは「対象のないところに知覚が生じる」ことであるが、統合失調症の場合、この知覚には、単に物音がするとか
人が話しているということだけではなく、自分に対して何事かを語りかけているような意味が伴っている。
典型的な例としては、自分の行動に対して「また馬鹿なことをしている、そんなことをするんじゃない」などとコメントを
加えてくる声、複数の人間同士で話し合っている声がある。知覚の形式としては幻聴が多いが、皮膚に寄生虫がいる
体がゆがんでいる、内臓がおかしい、体の一部が空っぽになった、などと訴えることもある。ただし、入眠、覚醒時の
幻覚は含めない。
一般に入眠時には、俗に「金縛り体験」と呼ばれる体感幻覚や、動物の姿などが見える幻視が生じることがあるが、
これは統合失調症の幻覚とは見なさない。また、アルコールや有機溶剤吸引の結果として生じた幻覚、身体疾患や投薬に
伴って生じる幻覚や、睡眠障害と幻覚の合併した「せん妄」も、統合失調症の症状とは見なさない。
もちろん、統合失調症の患者がたまたまこうした病状となり、幻覚を呈することはあるが、それが統合失調症のためなのか、
こうした病状によるものなのかは、その他の症状や経過を見て判断することとなる。
URLリンク(www.jspn.or.jp)
幻視を訴えた場合は、精神病よりも、身体疾患(しかも意識障害を伴うような重いもの)を考えた方がよいのです。
URLリンク(www.mh-net.com)
幻覚・・・・・幻聴と幻視があります。実際には対象がないのに、何かが見えたり、聞こえたりします。統合失調症においては、
幻聴を訴える患者さんのほうが多いです。(アル中、麻薬中毒など、依存症患者には、幻視が多いです。)
URLリンク(www.jttk.zaq.ne.jp)
見えるはずのないものが見えるのが、幻視です。統合失調症ではそんなに多くありません。
URLリンク(www.morioka-clinic.com)
様々な障害で幻覚の症状が認められますが、統合失調症の幻聴、薬物中毒の幻視やてんかんの幻臭が有名です。
URLリンク(allabout.co.jp)