12/02/05 18:01:35.50 Mr8XUZ58
「たとえ、認知療法について初めて耳にした時点では、(私自身もそうでしたが)
かなり不審に感じられたとしても、学んでいくにつれ、その驚くべきほどの有効性に
お気づきになることと思います。私は、これまで個人的に何百人ものうつ病や不安状態の
患者さんに対し、認知療法面談を三〇〇回以上行なってきました。
そして、常々この手法の有効性、威力に驚かされてきたのです。」
「これらの研究は、より最新の心理療法形態、特に認知療法が、少なく見積もっても、
薬と同等、多くの患者さんにとっては、明らかにそれを上回る効果を発揮し得ることを示しています。」
「長年に亙る治療にもかかわらず、抗うつ薬に関して満足が得られなかった人、
いまだうつ病や不安に苦しんでいる人など、何百万もの個人にとっても、嬉しいしらせでしょう」
バーンズのこういった、夢を持たせるけど言質をとられないように断定的な言い回しを避ける
まさに詐欺師的な書き方を「いやな気分よ、さようなら」から引用しようとしたが、
序章のごくごく最初でこれだけの量になってしまった・・・
ウソを言うな、だけど本当のことを全部言うな、
夢を持たせろ、だけど夢破れたときの責任を追及されないようにしろ、
という詐欺師の鉄則を本当に忠実に守っている。
だいたい、ちゃんとした大人なら、こういう言い方聞いたら、
うさんくせーなあ、と思うもんじゃないか?