12/01/18 00:25:21.14 SQJrdVyI
(続き)運動すると、そっちに神経回路を使わねばならず、繰り返せば、上記の「鬱で不動の結果苦痛回路」
以外の「ちょっぴし心地よい回路」も脳内に出現する。
多分、初めて犬を飼ったら凄く可愛かった、とか、
悪循環を断ち切れるモノは他にもあるのかもしれないけどよう知らん。
※3分割になっちまってごめん、「運動ってどうやろ?」って人の何かしらの参考になれば
と思って書きやした。
認知療法や質の良いカウンセリングの影響を受けて、
新しい考え方で癖付けて行くのも新たな神経回路を作るのには役立ってると思う。
そういう意味で、歩くとか、泳ぐとか、安全だし、高額な治療費がなくても誰もが手に届くし、
確かに、鬱病で動け!なんて酷な話だけど、だから、やってみる価値がアルんやと思うよ。
そもそも、人間も動物。人間以外の全ての動物は、先進国の現代社会に生きている人間より動いてるやね。
動物である以上、体を動かす為の神経回路を作る生活の方がストレスは少ないし、
運動で必要な"運動回路"自体は脳に悪さしないんやと思う。
ストレスの多くは、座りっぱなしのパソコン仕事とかTVやゲームなど脳のみを酷使する最近の趣味傾向や
動物としては結構不自然な仕事内容と度を超した長時間勤務にあるんじゃないかと思う。
そういう先進国の生活全体の色々なところに、動物としての人間にはそもそもストレスで健康に悪いことが
いろいろと潜んでいて、でも、そこに住む人間の多くはそれには無自覚。
それで、その生活がキツくなってくると「怠け者」なんて言葉が出てくる。
なんていうか、原発事故の「風評被害」という言葉みたいに(被害があるのかないのか分からなくとりあえずリスクはもう考えないで、思考停止してろって意味での)。
「怠け者」とか「やる気がない」とかが現代社会で生産性を上げる労働者にするために敷かれた、
プレミアなんかの入り口に敷かれている赤い絨毯なんじゃないかとワシは思う。日本は
常識から外れることを嫌う国民性やから一度絨毯を引けばあとは勝手に無理して頑張ってくれるっていうよな。