12/06/30 16:05:30.01 O9lqucak
おふくろが癌だとわかったとき今の生活におふくろが居なくなるなんて
現実感がなかったし信じられなかった。
あり得ない、悪夢だ、認めないと思いながら時間が過ぎていった。
しかし俺にとっての悪夢が現実になってしまった。
俺は卒倒しそうにながら母の葬儀の準備をした。
亡くなって2日猶予があっての通夜。2日の猶予が俺にはありがたかった。
亡骸と並んで横になった。お帰り、辛い闘病だったね。おかえりと言いながらそばに居た
死に化粧が上手く息をしているようだった。
良く考えるとこの身体も3日後には灰になってしまうんだと思うと第二の死を感じた。
本当にお別れが来てしまうんだと身にしみた。
その後自殺は何度も考えた。母が亡くなったら自分も死のうと思ってた。
でも45日やら本位牌を作らなくてはなどの用事で踏み切れなかった。
昔の人は後追い自殺をさせないように、このような用事、しきたりを作ったのだと悟った。
遺族の気持ちの悲しみを忘れさせるように。
年単位で時が過ぎた。抜けがらっだった。メンタルがやられた、気力がない
突然悲しみが湧いてくる、泣きながら道を歩いたこともあった。
まるで幼子のように。自分は全く精神年齢が成長してなかった。