12/03/08 20:44:42.11 SOmdfzbD
知り合いにきんかんを頂いた。
普段なら食べ物を頂いた時はできるだけ本人の目の前で食べるけど、食べられなかった。
なぜかというと、庭のきんかんの木から実を摘むのを母に手伝わされていた記憶を思い出したから。
祖母がきんかんが好きで、母はジャムにして祖母に食べさせてあげるんだと言っていた。
その顔が、普段私に向けるような感情の無い表情ではなくて、本当に、子供のような
にこやかなものだったのを覚えてる。
せめて祖母が私を可愛がってくれていれば違ったのだろうけれど、祖母も母も私には無関心で、
祖母と母だけが血の繋がった家族で、私は部外者のような気分だった。
その時の虚しさを思い出して、全く食指が動かなかった。なんかアホみたいだけど。
知り合いにもきんかんにも申し訳ないよ。
吐き出しすいませんです。