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マツコ・デラックスの片山さつきに対する「歳費をあげたくない」という発言について。
マツコは知っているかもしれないが、国会議員の歳費は国会法および歳費法で一律に定められている。
だから減額するためには法律の改正が必要だし、改正して減額する場合にも全議員が対象になる。
だから、マツコが片山さつきの仕事について異論があっても、「歳費をあげたくない」という発言をするのは心情論は別として方向性としては正しくない。
歳費の減額に言及するならば、議員一般の仕事が歳費の額に見合っていない、という議論をする必要がある。
一方、片山さつきの仕事が適切ではないので民意でコントロールすべき、と言いたいならば、次回の選挙では選挙民が彼女に投票すべきではない、と発言すべきだった。