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櫻井よしこはTPP積極的推進者
国家基本問題研究所
URLリンク(jinf.jp)
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野田首相の基本的方針は正しい 価値観を掲げて総選挙に挑め
櫻井よしこ(国基研理事長・ジャーナリスト)
この4ヵ月、首相が自らの意思で実行したことには少なからぬ意味と意義がある。
まず昨年11月の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加の決断である。
国内および党内の強い反対を覚悟のうえで決断したことの意味は大きい。
事実、首相がTPP参加に踏み込んだ途端、中国は従来否定してきた日中韓FTA
交渉に積極的になった。日本はTPPも日中韓FTAも同時進行で取り組めばよい。
双方に足場を持つことは日本の立場を強めこそすれ弱めることはない。
また日米関係の強化で、中国に真の意味での市場開放や国際法遵守を促し、
中国の独裁的本質を変化に導くことも可能になる。
こうして見ると野田首相の基本的方針は正しいのである。説明不足でわかりにくい
点は多いが、冷静に見れば、野田首相は正しく動き始めたと、私は思う。だからこそ、
国会で行き詰まるなら、自らの価値観を掲げて総選挙に打って出よ。その場合大事な
ことは、民主党の分裂を恐れないだけでなく、自民党をも割る心づもりで準備をすることだ。
『週刊ダイヤモンド』 2012年1月14日号