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「ワイルドだろ~?」という妙に耳に残るフレーズで、2012年のお笑い界に彗星のごとく現れた「スギちゃん」。
お正月の「新春レッドカーペット」では、初登場ながらレッドカーペット賞を受賞、「ガキの使い」の恒例企画「山-1グランプリ」ではダウンタウン浜田氏に「こいつアホや」と言わしめるなど、破竹の活躍を見せている。
そんなスギちゃんだが、実はブレイクのきっかけを何度も逃した苦労人だった。
スギちゃん(本名:杉山英司)のデビューは、公式プロフィールによると1995年。旧・名古屋吉本で「フランクフルト」というコンビを組んでいたという。1995年というと、「品川庄司」「北陽」「おぎはやぎ」「バカリズム(コンビ時代)」と同期という計算になる。
その後上京し、同じく名古屋吉本に所属していた沢原氏と、漫才コンビ「メカドック」を結成。浅井企画所属となる。
2000年には、日本テレビ「雷波少年」の企画『雷波少年系ゴミ生活の旅』の挑戦者に抜擢。千載一遇のチャンスを掴んだが、一時の猿岩石やドロンズのようなブレイクを果たすこはなかった。
その後も、個性的なキャラを生かした漫才で都内ライブなどで活躍するも、2008年4月に「メカドック」は解散。スギちゃんは「杉山えいじ」という芸名でピン芸人として活動を開始する。それからはいろんなキャラの模索時代が始まる。
「えいじぃず」というマネキンとコントをするネタで、エンタの神様に登場するも、出演は1度だけ…。「おっぱい先生」というキャラクターでテレビ東京「イツザイ」でプチブレイクを果たすも、番組自体が終了…。売れそうで売れない、不遇の時代を送っていた。
そんな中、2011年4月。「カンニング」や「ヒロシ」など、元々他事務所にいた芸人を次々とブレイクさせたことから「芸人再生工場」の異名を持つ「サンミュージック」に移籍した。
近年「ワイルドスギちゃん」キャラを開発し、芸名も正式に「スギちゃん」に改名。デビューから17年(推定)、38歳で迎えたブレイクのチャンスを、今度こそ掴むことができるのか?