12/12/26 02:22:02.09 o9D7j9+20
それのことなら増しスベリと呼ばれたりする機能だ。
起動からじわじわ上がってきたモータ電圧が最大になってVVVF領域から
CVVF領域に移ると、モータ電流をそのままに制御している限りは定トルク
制御から定出力制御に移ってしまう。つまり、応荷重の分小さい出力で
定出力制御することになるわけ。
しかし余裕のあるモータならそこを常に最大出力としても問題なかったり
するのでCVVF領域に入ってからはモータ電流を最大まで上げて定トルク
制御域の拡張を図ることができる。そうすれば空車時の性能が向上する。
古くは界磁チョッパの京急800あたりで採用された手法で、VVVF車だと
東急5000など200kW級モータを使用する車両によく見られる。
15000では”消費電力量削減のため”という理由で採用されなかった。