12/09/29 06:00:04.54 DNNjl6Qu0
<center><b>鉄ヲタが嫌われる理由―友達が居ない</b></center>
鉄ヲタが嫌われる理由のひとつとして友達が居ないことが挙げられる。
友達を定義するのは非常に難しい。学校生活での場合、クラスで日常的に会話を交わすグループに所属する者同士を友達とすることもできるし、視点を変えればクラスメイト全員が友達であるという表現もできる。
ある教育評論家をはじめとする政治家までが口癖のように言う台詞のひとつに
「学校は勉強するための場所ではない。友達を作るための場所だ。」
という一文がある。すなわち、彼らが提言したいのは勉強は大人になったって意思さえあればいつだってできる。しかし、友達は子供の時に作らなければ一生友達ができない。
または友達が存在すると言う大切さを知らないまま社会に放り出されてしまうということだろう。
学業を終えて成人し社会に出れば周囲の人間に友達と等しい関係を持つことも希薄になり、会社では業績アップ。スキルアップを毎日のように目指すにつれ、自分との戦いに入っていくためだ。
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会社に同時期に入社した同期と酒を酌み交わす程誼を共にすることがあっても、忘れてはならないのは“同期=友達”ではなく、“同期=ライバル”という図式であること。現代社会の若年者は競争心を持たないことも多いため友達とライバルを混同しやすい。
また、こんなデータもある。2012年4月入社の新社会人1693人にアンケート調査をした結果、大半が縦の関係よりも横の関係を重視していることが分かっている。これは、同期という存在がいかにして自分にとって手近な存在に置きたいかが伺える。
人間は自分と同じ境遇。または条件におかれる人間に対し仲間意識を働かせ、信頼し合える集団を作ることがこのデータから見とれるのである。自分が過去に一度入社した鉄道会社では総務部の部長が
“同期は友達ではありません。ライバルです。”
と発言した。他者でも入社時の新入社員へは同様の事柄が述べられると思うが、現代社会を生き抜く若年層にとっては忘却の彼方なのかもしれない。