11/11/08 10:29:11.67 WB962EdQO
鉄道会社なんてのは、一応「株式会社」ってなってるけど、普通の民間企業とは置かれてる立場が全く違いますからね。
普通の民間企業は、他社の新しい商品やサービスに、お客様が他社に流れないように、日々びくびくしながら仕事をしている。
なぜなら、普通の民間企業が提供するサービスっていうのは、よっぽど特殊なものでない限り、他社への乗り換えが利く。
だから、他社のサービスにお客様が流れないように、他社のサービスと自社のサービスを見比べ、自社のサービスが見劣りするものにならないよう、常に気を配っているもんなんですよね。
しかーし、鉄道会社や、バス会社は、自社のサービスは、他社に乗り換えの利かないものばかりだから、ふんぞり返って商売してても商売が成り立ってしまうんですよね~
だから、JRに限らず、どの鉄道会社やバス会社も、接客態度や自社のサービス内容について考え直す機会を持とうとしないんですよ。
大阪から京都に行くには、JRと阪急と京阪があります。これだけ聞くと、3社が競り合ってるように見える。
しかし細かく見ると、梅田にいる人間が、京都の四条に行くためには間違いなく阪急を使う訳で、JRを使う事はまず無い。
同様に、寝屋川や枚方から京都に行くために、わざわざ淀川を渡って阪急に乗りに行く人はまず居ない。必ず京阪を使うはず。
だから結局は、ライバルに見えても、それぞれの独壇場な訳です。
バス会社でも同じで、東京~大阪みたいな路線では、複数の業者が参戦してる面もあるが、大阪から九州各地に行くような路線では、複数の業者が競り合っている事は無いんです。だからそれぞれの路線を運営する会社の独壇場なんです。
以上述べたように、交通機関を運営する会社は、ライバル不在の状態でサービスの運営が出来るから、高慢で乱暴な接客がまかり通るんです。