12/10/18 07:53:24.86
>>16
「関数型言語は自然な人間の思考に反する」と言ったことは一度もない。
人間の思考は柔軟なので、訓練すれば誰でも色々な考え方が自然にできるようになる。
先のは問題や課題を解決しようとする時、かつ、子どもの話だ。
子どもは思考をする訓練をまだそれほど受けない。
大人に向けて成長していくうちに、授業や生活の中で自然に
宣言的な考え方をする訓練を徐々に受ける。
(教師側も宣言的な考え方を学ばせようと意図しているわけではない)
社会人になる頃には、たいていは宣言的な考え方も、
手続き的な考え方もやろうと思えば普通にできるようになってる。
しかし、意識してやっているわけではないので、
そのままでは Haskell でプログラムするのにたいして役には立たない。
問題や環境を意識して宣言的にとらえたり翻訳する練習を重ねないと、
プログラムは難しい。
ただ、考え方自体はすでに慣れているので、
宣言的な記述を見たときにそれを解釈するのはそれほど苦ではない。
また、そのために、問題を宣言的にとらえるのも、
ある問題で合点がいけば他の問題もスルスルと合点がいく事も起こり得る。
Haskell を初めた頃は難しかったが、
ある日突然視界が開けたという経験をする人が多いのは、
そのことも少なからず関係しているのではないかと私は思う。