12/05/13 19:25:11.00
たとえばVisualWorksやPharoといったSmalltalk処理系には
headlessといって、サーバーなどの用途に使う目的でIDE抜きで起動したり、
その際に指定した.stファイルを読み込んだり実行できる機能があります。
またGNU Smalltalkのように、標準入出力から使うことに特化して開発された
特殊な処理系もあるのでこういう処理系を最初から選ぶのもよいでしょう。
ただIDE抜きの使い方は他の言語と同様の使い方ができるというメリットがあると反面、
Smalltalkの独自の機能や優位性をかなりスポイルする使い方ということにもなるので
他の言語が選択できる状況であるならば、よほどSmalltalkを使い慣れた人でもなければ
そこまでしてSmalltalkを使うメリットはあまりないような気もします。
GNU SmalltalkやAmber Smalltalkといった特殊なSmalltalk処理系を使っての
Smalltalk入門があまり推奨されないのも同様の理由です。
SmalltalkからC/C++で書いた関数をコールするにはいくつか方法がありますが、
たとえば、商用のSmalltalkであるVisualWorksにはDLL and C Connectという方法が使えます。
URLリンク(www.cincomsmalltalk.com)
PharoやSqueakではVMプラグインを書いてバイトコードを拡張したり、FFIが使えます。
URLリンク(wiki.squeak.org)
URLリンク(wiki.squeak.org)