10/07/11 02:16:41
>>261
キャメルケースってボーランド記法のことか。
Fortranは昔は大文字しか使えなかったし、今も大文字小文字の区別がないので、そういう工夫はあまりしない。
また1行の長さに制限があるので、余り冗長な名前も使わない。
77時代までは極めて明快だった。
暗黙の型は厳守。型を守ってないものは、文法的に許されてもエラーの元だし、社会的に誰からも相手にされないので。
名前は6文字までなので(IBMがこだわったので)単語の母音を抜いた子音並べが基本。
この手の命名法は、LAPACKなどライブラリに厳然と残っているので、知っておくと便利。
頭文字がAとかRは単精度実数、Dは倍精度実数、Cは単精度複素数、Zは倍精度複素数(本来は規格外だが)。
F90になってから混迷を深めているが、いちいち変数の型を調べるのに、宣言部分を見る気もしないので、
捨て変数に関してはIMPLICIT NONEを掛けても暗黙型の頭文字をつかっているのでは。
LOOP変数のi,jとか。