12/09/05 00:48:20.22
「わん船長」ってのは複数存在していたんだな。
最初は平成13年頃、開設されたサイトの管理人が「わん船長」を名乗った。
自分が乗船した、自分が確保した船室と公室まわりの写真をサイトに掲載した。
初期のサイトには数枚の写真しか掲載されていなかった。
徐々にサイトのファンがつき、off会にもそこそこのファンが集まった。
知り合ったファンの一部は自分のレポや写真をサイトに使用してくれ、と申し出るようになった。
最初は断ったが、「レポをわん船長風に書きかえる」、「あくまでも『わん船長』のレポとする」、という条件で
引き受けることとし、各船の幾種類もの写真が集まるようになった（一人が執拗に等級変更して各船室の
写真を揃えるなんて無理がある）。自らのサイトをもつmansei3やRUMIなど以外の自らのサイトを持たない
者たちはそれでよしとし、自分たちが「わん船長」の一部になることに満足した。
最盛期には10人ほどの「わん船長」が存在することとなる。
平成16年ころに、最初の「わん船長」がサイト管理人を降りることになった。
理由は分からない。ともかく別の「わん船長」が管理人を引き継いだ。
2代目の管理人は新たな「わん船長」を増やすことをやめることにした。
off会に参加する際は個人のコテハンを名乗るように、と各「わん船長」に提案し、
それは受け入れられることとなった。それはあたかも、「わん船長はoff会に参加しなくなった」
と受けとめられることとなる。
2代目管理人と「チームわん船長」は精力的に情報収集し、どんどんサイトは充実していくこととなるが、
一部にトラブルも抱えることにもなる。中でも「チームわん船長」に参加していない、初期の某off会参加者と
掲示板運営で深刻なトラブルとなる。彼女はチームの内状を知っているだけに、いつ実態を暴露されるか分からない事態となり、
2代目管理人は掲示板を閉鎖したうえで、管理人を降り、別のメンバーが３代目管理人となる。３代目はトラブルをおこした人とは
特段仲が悪いわけでもなく、なんとなくトラブルは納まり、掲示板も写真を掲載できるようにするなどして再開することとなる。
しかし、３代目管理人は一部船社に極端に低い評価をするなど、トラブルを抱えることになる。
巨大掲示板での批判も強くなり、そればかりが理由でないにしても１０人くらいいた「わん船長」たちは自然とレポを寄せなくなっていく。
中には「カネが無い」のを理由にレポを寄せなくなったものもいるかもしれない。
レポが集まらない、また、船社からの圧力がほのめかされるという状況で、３代目が「自分一人に責任を被せられてはかなわない」と思ったのだろうか。
管理人を別人に譲ろうとしたが、もはや火中の栗を拾ってまで４代目を引き受ける者はいなかった。「外部」のmansei3にも打診したものの、
友好的な彼にしても自らの独立したサイトをもつ者。ボロボロのサイトを引き受ける気はなかった。最終的にはサイトを閉じるに至る。
元「船長」たちの一部は今も独自のコテハンで活動を続けているし、独自コテハンとしても姿を消した者もいる。