14/03/12 04:52:36.88 rQZMqWGn0
浅田真央、世界を魅了 苦難乗り越え到達した演技 2014.03.11
URLリンク(www.bizcompass.jp)
音楽が鳴り止むと、浅田真央(23)=中京大=の表情が感涙で崩れた。
その瞬間、中継を見ていた日本中の、いやおそらく世界中のフィギュアファンは、深い感慨に包まれただろう。
2月20日(日本時間21日未明)に行われたソチ五輪フィギュアスケート女子フリー。
人々が感銘を受けたのは、浅田の姿が「参加することに意義がある」という、さまざまに曲解されがちな
近代五輪の理念を、その本来の意味において見事に体現したからではないだろうか。
(略)
ところが、そこからが苦闘の日々だった。ジャンプ、特に、アクセルに次いで基礎点の高いルッツで、
踏み切りの際のエッジの違いが厳しく判定されるようになり、減点されることが相次ぐように。
これを修正しようとしてジャンプの調子が狂い、スランプに陥ったこともある。
シットスピンの体勢が高いとしてレベルを低く判定されたことも。
しかし、そのたびに浅田は自らの技術を修正し、より高めていった。
表現力の面でも「子供が滑っているよう」などという、言いがかりに近い批判を受けたこともあったが、
バレエのトレーニングなどで着実に大人の演技を身につけていった。
その過程の中では、母・匡子さんを亡くすという悲しい出来事もあった。
浅田よりはるかに低いジャンプや簡単な体勢でのスピンしかできず、
エッジワークも表現力でも明らかに劣るにもかかわらず、
なぜか異常に高いGOE(出来栄え点)をもらえる選手がいても、
決して文句は言わず、ひたすら自らを磨くことに専念した。