12/01/02 20:41:43.91 発信元:111.86.147.167
そうですな。
通常、大気による摩擦熱については、
巡航速度マッハ3程度であれば、1000℃から1500℃程度の耐熱性があれば十分です。
マッハ20で再突入するスペースシャトルは3000℃を超えますから、
それよりは楽であります。
問題は熱に耐えられるかというよりは、
急激な加速による熱膨張と減速時の急激な温度低下による収縮の繰り返しで
外殻に生じる変形や疲労による破断です。
ミサイルの類は、発射して着弾したらそれで終わりですが、
航空機ですと、何度も使えることが重要でありますから。
そこで提案でありますが、まるっきり発想を変えて
外殻を簡易に換装できるようなシステムを考案されてはいかがか?
外殻は基本的に使い捨て、つまりF1のタイヤのようなものとして考えるわけですな。
となると、運用コストをいかに抑えるかが重要となりますが、
疲労耐久性の問題をある程度は無視できますから、まあできないことはないのではないでしょうか。