新機動炭酸コーラサワーW 模擬戦6戦目at SHAR
新機動炭酸コーラサワーW 模擬戦6戦目 - 暇つぶし2ch791:通常の名無しさんの3倍
12/03/08 16:36:46.90




【社会】 「2ちゃんねる、ネットの健全性損なう」 警察、"アンタッチャブル"だった2ちゃんの元管理人や削除人、関係先強制捜査★12



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792:通常の名無しさんの3倍
12/03/09 02:53:28.10
保守ウー

793:通常の名無しさんの3倍
12/03/11 10:05:11.35
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、レディ・アンの中の人が…

ご冥福をお祈りいたします…

794:名無しさん土曜日 ◆gLNd2xXs6c
12/03/11 22:24:20.59
 石川や
 浜の真砂は
 尽くるとも
 世に盗人の
 種は尽くまじ


 安土桃山時代の大盗賊、石川五右衛門の辞世の句である。
 今ここで俺を処刑しようとも、そして浜の砂が無くなっても、この世から泥棒がいなくなるわけがない……。
とまあ、こんな意味である。
 一口に泥棒と言っても、物を盗むに至る経緯は盗人それぞれである。
生きる為に盗む、趣味の為に盗む、快楽の為に盗む。
だが結局、法に触れる時点でアウトである。
義賊という言葉もあるが、法制度から逸脱した行為を行う以上は、それは悪人なのだ。
己は悪人である、という自覚を持つか否かで、そこにダークヒーロー的な美学も生まれてくる。
例えばルパン三世(そしてその元ネタのアルセーヌ・ルパン)がそうであろう。

 アリー・アル・サーシェスは疑うことなく悪人である。
己の気の向くままにやりたい放題、悪事と言わば言うがいい、だからどうした、てなもんである。
密漁やらデパート襲撃やらやってるので、いささかスケールが小さい気がしないでもないが。
つーか本業は傭兵なんですけどね、この人。
 では、アリーの雇い主であるリボンズ・アルマークはどうか?
彼は悪人なのか?
答えは否であり、正。
何故なら、彼は未だ世界に対して何も成していないからである。
部下達にやらせていることは実際悪事なので、悪人の親玉とは言えるかもしれないが、
しかしそれは、彼の計画の序章に過ぎない。
彼は悪人であるのか、そうでないのか。
その結論は――いずれ、時代が出すであろう。

 ◆ ◆ ◆

795:名無しさん土曜日 ◆gLNd2xXs6c
12/03/11 22:25:44.66
 薄暗い部屋の中、壁にかかった大きなモニターだけが、光をぼうっと発している。
普段ならそのモニターには、リボンズの趣味である昔のB級映画やドラマがかかっているのだが、今はそうではない。
「で、大将。どうすんだい?」
「僕の考えていることがわからないかい? アリー」
「残念だが俺は普通の人間なんでね。大将達みたいにどこでも何でも以心伝心、なんてのは出来ねえさ」
 リボンズ・アルマークとアリー・アル・サーシェス。
二人は向かい合って座っている。
基本、リボンズは自身の前に人を置かない。
それは、彼がアリーの言う通り、『大将』であるからだ。
リボンズを超越した者だけが、彼の前にいるべきなのだ。
アリーがこうしてリボンズと向かい合っているのは、アリーのことをリボンズがそれなりに認めているからである。
無論、「人間という種の中では」という但し書きがつくが。
「皮肉かい?」
「まさか」
「君は察しの良い人間だと思っているんだけどね」
「それこそ皮肉かい、大将?」
「まさか」
 リボンズは全ての生物を見下ろす。
また、そうあるべきだとリボンズ自身が思っている。
アリーのような男からすればそれは鼻につく思考であるはずだが、
不思議とこうして波長が合うのは、心の根底にあるものが近似しているからであろうか。
「いやさ、大切なお仲間が捕まったんだろ? もっと心配しているもんかと思ってさ」
「心配?」
 リボンズの言葉に、侮蔑に近い響きが混ざる。
「それとも、これも想定内ってことかい?」
「想定内という言葉は正しくないね」
「じゃあ、計画のうち、とでも言いなおすか」
「わかっているじゃあないか」
「そりゃどうも」
「やっぱり君は察しが良いよ」
「どうもどうも」
 アリーは笑うと、卓上のグラスを手に取り、中の液体を喉の奥に流し込んだ。
酒ではない。
スポーツドリンクのようだが、おそらくは古い銘柄の物なのだろう。
リボンズの趣味にあうような。
「……ソンナコト・アルケーの整備なんだけどね」
「うん?」
「万全かい?」
「ああ……」
 キラリ、とリボンズの瞳が金色に輝く。
それが何を意味しているのかを、アリーは知っている。

796:名無しさん土曜日 ◆gLNd2xXs6c
12/03/11 22:27:03.38
「何時だって暴れることが出来るぜ、大将」
「何よりだ」
 リボンズもまた、グラスに口をつけた。
しばらく、二人の間には無言の時が流れる。
「あと数日、いや、二、三日で――」
「始まる、いや、始めるってかい?」
「実のところ、今すぐここで気味に命令しても良いんだけどね」
「ほう?」
「だけど、もう少しだけ万全を期したいのさ」
 そりゃまた慎重なこって、とアリーは返すと、肩を一つすくめてみせた。
ここに金ぴかマネージャーことアレハンドロ・コーナーがいたら、おそらく激怒していたことであろう。
貴様、私のマイエンジェルに不遜な態度をとるな、と。
「いや、大将。本当のところはもう始まってるんじゃねえのかい?」
「何でそう思うんだい?」
「ま、察しが良いらしいからねえ、俺は」
「ふふふ……」
 否定も肯定もせず、リボンズは笑った。
「とにかく、君にはきちんと指示を出す。必要な時に、ね」
「じゃあ、その必要な時とやらを待つとしますかね」
「ああ。命令は命令としてね」
「ふふん」
 グイッ、とアリーの口の端がつり上がった。
リボンズが言わんとしていることを理解したからだ。
と言うか、アリーはこれを確認するために、今、リボンズに会いに来たのだ。
命令は命令として。
つまり、命令以外の部分は好きにして良い。
そういう「お墨付き」が欲しかったのだ。
「休暇は終わりぬ、か。そう部下達に言っておくぜ」
「おや、とっくに終わっていただろう? 休暇は」
「違いない」
 アリーは立ちあがった。
もう、ここにいる理由はない。
駒は駒として、大将の差し手通りに動くだけである。
何かの弾みで盤上から飛び出してしまうかもしれないが、それは知ったことではない。
命令以外では好きに動けというのだから。
「君を信用しているよ、アリー・アル・サーシェス」
「俺も信用しているぜ、大将」
 わざとらしく一礼をしてみせると、アリーはゆっくりと部屋から退出していった。
リボンズの瞳はそれを追わなかった。
いつの間にか、その色は金色から元の色に戻っていた。



 プリベンターとパトリック・コーラサワーの心の旅は続く――

797:名無しさん土曜日 ◆gLNd2xXs6c
12/03/11 22:27:56.35
 短いですがここまでです。
シリアス風味はいずれ来る大団円の為つーことで。
コーラさん大活躍の、ね。

 そして、レディ・アンの中の方のご冥福をお祈り致します。
個人的にはレディ・アン以外だとアウトロースターの鈴鹿が印象に残ってます。

798:通常の名無しさんの3倍
12/03/11 22:55:57.35
>>797
土曜日さん乙です!!
次回以降、何か大きな動きがありそうで、続きを楽しみにしてます

>レディ・アンの中の方
クレヨンしんちゃんのななこおねいさんも演じていましたね…

799:通常の名無しさんの3倍
12/03/13 03:27:02.22
>>797
土曜日氏乙~

そろそろアリーが行動に移る頃かな?
次回も期待!!

800:通常の名無しさんの3倍
12/03/15 02:17:30.14
保守ワー

801:通常の名無しさんの3倍
12/03/17 20:56:30.28
第2次ZのPVでコーラさん出てたね、やられ役でw
本編と同様、カティのアロウズ離反イベントがあるだろうから、その時に味方になってくれるのかな?

802:通常の名無しさんの3倍
12/03/19 22:46:16.96
保守ウー

803:通常の名無しさんの3倍
12/03/20 22:20:17.93
良スレと見た

804:通常の名無しさんの3倍
12/03/22 22:25:27.12
保守ワー

805:土曜日@スマホ
12/03/23 19:18:24.69
次回は来週明け~半ばくらいにはなんとか。

806:通常の名無しさんの3倍
12/03/24 21:06:16.55
>>805
待ってます

807:通常の名無しさんの3倍
12/03/26 22:50:31.10
保守ウー

808:通常の名無しさんの3倍
12/03/28 22:25:21.36
保守ワー

809:名無しさん土曜日 ◆gLNd2xXs6c
12/03/29 22:28:12.87
すんません、やはりと言うか何と言うか、
年度末の仕事に追われてしまい、もう少し遅れます

810:通常の名無しさんの3倍
12/03/30 23:28:03.03
>>809
了解しました!

811:通常の名無しさんの3倍
12/04/01 18:44:18.76
保守ウー


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