12/11/08 15:05:02.45 k0g7RdlY0
>>486と今週のゴーバスが混じって出来たネタ。
樹花「えー!優衣さんお見合いするの~!?」
優衣「うん……おばさんの友だちの知り合いの親戚の紹介らしくて、押し切られちゃったんだって」
巧「あのおばさんを押し切るってどんな強烈キャラだよ…」
小夜「優衣さん、結婚しちゃうの?」
優衣「会ってみるだけだよ。でも、素敵な人だったら…なーんてね」
蓮「ふん。義理でいちいち愛想笑いしなくちゃならないとは面倒なことだ」
真司「なんて言っちゃって蓮~、ホントは心配なんだろ?」
蓮「俺は別に……」
真司「隠すなって。俺もだもん。なんか、妹みたいな気がしてさ…でも、俺たちは本当の兄貴じゃないもんな。ちょっと寂しいけど……」
蓮「……一緒にするな」
渡「ってあの二人はのん気なこと言ってるけど…」
良太郎「あっちの気配が怖いことに…」
神崎(in鏡)「……優衣に見合いなど……!!!」ゴゴゴゴゴ…
総司「ふっ。情けないな、神崎」
渡「えっ、総司兄さん!?」
良太郎「意外な……どうしたんだろう?」
総司「神崎。俺も同じ妹を持つ身として口を挟ませてもらおう」
神崎「なんだと?」
総司「妹は……そうだな、卵だ。大切な、未来が詰まった卵だ。割れないよう優しく守っていかねばならん。
だが卵はいずれ孵化する。そのとき卵の中の雛は外の助けを借りない。自分の力で世界にはばたく―それが妹だ」
神崎「なにが言いたい」
総司「俺たちは見守るしか出来ないということだ。結婚相手をどう選ぼうがそれは本人の意思。
なにより、妹のことを信頼してやれ。お前が大事に見守ってきた妹だ。決して間違いなど犯さん。そうだろう?」
神崎「…………」
巧「なんだなんだ、どういう風の吹き回しだ」
渡「さすが総司兄さん……ぼく、誤解していたよ」
真司「良いこと言うなァ~!見ろよ、あの神崎がうなずいてるぜ!」
総司「だが……」
総司「だが、相手に下心があった場合は話は別だ。かわいい雛を魔の手から守るためどんな手段をとってもかまわん。
まあせいぜいミラーワールドにぎりぎりまで閉じ込めておいて死なない程度にモンスターに襲わせるくらいでいいだろう。許してやれ、神崎」
神崎「うむ、そうだな」
良太郎「やっぱり怖いこと言ってる……!」
続かない!
(見合い相手はアポロガイスト、まで考えたけどアポロガイストが可哀想になったのでやめた。)