12/10/21 21:57:24.08 3++wKZqq0
凜子達と少し打ち解けた頃、ある日コヨミは散歩に出ていた
良い天気に気分が良くなってその分油断していたのか正面から歩いて来る人にぶつかってしまった
―ドンッ!
コヨミ「きゃっ」
巧「悪い、大丈夫か?」
後ろに倒れかけたコヨミを支えたのは巧だった
巧「ってお前、確か晴兄の…」
コヨミ「あなたは晴人の弟の…」
お互い名前が直ぐに出てこなかったのか妙な間が出来てしまった
巧「あー…俺は巧だよ…お前は」
コヨミ「お前じゃないわ、私はコヨミよ」
巧「悪かった、コヨミな。で、こんな所で何してんだよ、散歩か?」
コヨミ「そんなところね、それで………あなたさっき私の腕触ったけど」
巧「ん?」