12/11/11 15:32:58.77 purk3Rs/0
石森版のマンガで出てきた毒蛾怪人なんですが、
腕時計で洗脳された社員たちの中から
有能な女性秘書を選抜して怪人に改造したのだ
…と考えたくなるのですが、序盤で
秘書の姿とは似ても似つかない去勢されたハゲのおっさん
としての正体を現しています。言葉遣いもヤクザ者っぽい。
なので、本物の秘書は殺されており、
あのおっさんが彼女になりすましていた、
と考えるのが穏当なのかもしれません。
しかし、あのハゲおやじ姿は改造人間が人間に化けるときの
基礎骨格みたいなものであり、言葉遣いは脳改造によるものだと
考えれば、やっぱり秘書が改造されたと考えていいのではないか、
と妄想します。
というより、「腕時計はめた状態で命ぜられるまま
で手術台に横たわり、拘束を受ける→時計を外されて我に返り、
自分の運命を知らされて泣き叫ぶ」…というシチュで、
すでに何度も抜いてしまっており、
今さら違うというのは困ったりします。
冷静に考えれば、肉体も精神もすでに原型をとどめていないなら、
どっちでも大差ないじゃないか、と言われそうにも思うのですが、
その違いはやっぱりとても大きいと感じられます。
皆様はいかがでしょうか。
…あと、ひょっとして作者自身、序盤ではあまり考えずに勢いで
変装を暴くシーンを描いたあと、中盤以降でそのあたりを軌道修正
しようとしていたのではないか、などとも思います。