12/03/09 13:14:49.44
>>675
会議室の様子を読み返してみると、
会議に集合した面々が、「彼(シトレ元帥)が今回の出兵に反対であることを知っていた」事、
「シトレが積極性を欠く発言に本部長の苦悩を見て取った者もいた」ことから、
既に統合作戦本部長としてはこの計画にノーを突きつけていたことは確実だろう。
また、
「私が甘かった」「イゼルローンが陥落しなければ、主戦派もこれほど危険な賭けに出ることはなかった」、
「私は自分自身の計算に足をすくわれた」
とも話しているので、
シトレは軍部内の勢力争いにも負けて出兵計画を阻止できなかった可能性がたかい。
ここで注目すべきは、フォークが「私的ルートを通じて議会に出兵案を提出した」ことだ。
なぜフォークは正規のルートではなく、私的ルートを通したのか???
ここからは推測だが、
もともと出兵案は統合作戦本部長のシトレの反対で認められる可能性が低かった。
そのため功をあせる主戦派やシトレの競争相手であるロボスは、
軍部内の統一意見ではなく、フォークの私的なルートを使って議会に出兵案を直接提出、認可してもらったことで、
シトレら作戦に反対する軍部の面々を黙らせたのではないだろうか?