12/02/10 18:06:02.50
夫を亡くした女が四人の子供と実家に帰ります
しかし祝福された結婚で無かったため、子供の存在は隠さねばならず
老齢の父が死ぬまで、実家の屋根裏に子供を隠します(金持ちの父の遺産が目的です)
子供は長男、長女、双子の弟妹で、長男が一番年上です(小学生5年生くらいだと思います)
子供の世話をするのは冷たい祖母です
長女は綺麗な長髪が自慢だったのですが、寝てる間にタールをかけられて髪がバサバサにされてしまいます
しかし母に半年くらいで死ぬと言われているので我慢します
父は相当衰えていたのですが、中々死なずに数年が経ちます
妹も女らしさを増し、暴走した兄に襲われてしまいます
兄はとても後悔し妹は許します。妹は兄の視線に気づきながらも、隠さなかったりしていました
(露骨に性的な表現はありませんでした)
母は新しい男と仲良くなり、子供が邪魔になり、食事に毒を盛ります
長男は弟妹の衰弱に違和感を持ち、食事をネズミに食べさせ、ネズミが死んだのを見て確信します
そして四人は屋根裏を抜け出し警察に行き、物語は終わります
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読んだのは十年ほど前ですが、図書館の本なので出版年月は不明です
当時はジョンソールばかり読んでいたし、作風も似てるのでソールかと思ったのですが
検索しても出てこなくて困っています。多分海外の作家だと思うのですが分かりません
よろしくお願いします