12/05/17 19:52:25.95 8GWRjbyZ
憲法は文語調でとの意見もありますね。
【正論】 憲法と私 文芸批評家、都留文科大 学教授・新保祐司 2012.5.8(一部抜粋)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
しかし、まずなによりも私が問題だと思うのは、かなづかいなのである。現行憲法と現代かなづかいは、 敗戦後の占領下で日本の伝統と文化に対して行われた破壊行為の最たるものであった。
しかし、現行憲法の発布は現代かなづかいの制定の直後であったので、文章は低劣なものだけれども、まだしも「歴史的かなづかひ」で書かれている。
危なかったというべきであろう。
それに対し、今度書かれる新憲法が現代かなづかいで書かれてしまったらどうなるであろうか。
たかが、かなづかいの問題とすましてはならない。
そんなふうにしか考えられない言葉に対する鈍感さが、現行憲法の中で惰眠を続けている原因の一つに他ならない。
---略----
私も普段現代かなづかいで書いているし、今日の文化状況で、かなづかいを「歴史的かなづかひ」にもどすことは極めて難しいであろう。
しかし、憲法は、いわば日本の正統の表現としての「歴史的かなづかひ」で表記されていなければならない。
でなければ、日本は言葉に何の規範もない国になってしまう。
言葉に規範がなくなれば、文化も精神も道徳もすべて崩壊し、やがて基軸をなくした国家も亡ぶことになるであろう。